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1999年の穏やかな10月から一転、11月は涼しく平均気温が7℃を超えない12月に移ります。雨が11月の、特に6日間に集中して降り、秋の累積降水量は230mm、そして日照時間は480時間を記録。
冬は1月がとりわけ寒く、またいくつかの降雨が記録されましたが、シーズン全体を通して乾燥していました。それに反して2月に入ると急速に気温が上昇し、降水量も同様に3月、ちょうど生育サイクルのスタートの時期に増加します。
春は乾燥していながらも穏やかで幾度かの降雨が観測されています。夏は暖かく日照量の多い6月と3日程夜に4℃を記録する寒い7月という繊細な季節に。
収穫は今までにない程の暴力的な嵐の後、9月20日から始められ、収量は昨年よりも増加し、良質なワインが出来ています。
ルーション地方では1999年の秋の降水量は平均を少し上回っており、土壌の水分の再補填を果たします。また春にも数回に渡って雨が降った事から更に補填され、良好なブドウの生育サイクルのスタートを切りました。
2000年の春と夏はとても日照量が豊富で最適な成熟を促します。
一年を通して大きな問題もなく2000年のルーション地方は素晴らしいワインが生産されました。